芝桜をお庭に植えて楽しみたいけど砂利が敷いてあって砂利の上に芝桜って育つのだろうかなどと不安に思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
実は我が家でも芝桜の一部は砂利の上に植えているんですよ^^
芝桜を砂利の上に植える方法や注意点について、また、実際に植えてみた数カ月後や1年後の写真画像も撮ってありますのでご紹介していきたいと思います。
芝桜を砂利の上に植える方法ですが、普通に地植えにするのとはちょっと違ってきます。
芝桜を花壇に植える時には、ポット苗でも簡単に穴をほって植えることができますが、砂利の中に植えるとなると移植ゴテで穴を掘って植えるわけにはいきませんでした。
そこで何を使って砂利を掘って芝桜を植えていったのか?
土はどうしたのか・・・等など。
芝桜を砂利の上に植える方法や注意点、また、実際に植えてみた1年後の写真画像を交えながらご紹介していきますので、あなたがもし庭の砂利の中に芝桜を植えてみたいと思われているのでしたらお役に立てるかもしれません。
では、早速行ってみましょう♪
目次
芝桜を砂利に植える方法とは?
芝桜を砂利の中に植える方法ですが、砂利の中に芝桜の苗を植えるためには穴を掘る必要がありますよね。
芝桜を花壇に地植えするのとは違って移植ゴテを使っていてはとても砂利に穴を掘りづらい!!
そこで砂利を避けて穴を掘るのに使ったのは、どんな道具だと思われますか?
砂利を掘るために使った道具は?
芝桜を植えるのに砂利を掘るために使った道具は以下のような道具なんですよ。
元々は、草取り用にホームセンターで買ったものです。
芝生雑草の草抜き鎌 シバクイーンという名前の道具なんですよ。
楽天でも販売されていて商品ページに残りあと4個と書いてあります。(2021年11月現在)
売り切れていたらごめんなさいm(_ _)m
その他にも草取り道具がたくさんあり、砂利をほるのにも良さそうなものがありますよ。
草取りにももちろん使うのですが、砂利を掘るのに便利な道具です。
芝桜を植えた場所は、家の入口から家の近くまで続いているブロック塀のすぐ下の方です。
砂利はゴツゴツとした中くらいの砕石のようなもので、その上に小さい砂利を敷いてもらったのですが、豆砂利はバイクや自動車が入ってくるとすぐに地面の中に沈んだり波打ったりとしますね。
そこで、職人さんに砂利がしっかりと動かなくするために、転圧機というもので、砂利を固めてもらっています。
そんな場所に芝桜を植えようなんて?!
意味わからないって感じですよね!!
実は、水はけの悪いところに植えている芝桜の株が年々弱ってくるのを見ているので、枯らすことなく何とかしたいという思いがありました。
そこで、家の入り口から家の近くまでの両脇に砂利ではあるのですが、少々弱ってきた芝桜を株分けして植えようと思ったのです。
水はけが悪くて少し弱っている芝桜でも株分けして植えると割と元気に育っていきますよ。
芝桜を植える穴の深さは数センチでOK!
上記で紹介しました道具で砂利を掘っていくわけですが、約5~6センチ前後くらいでした。
ここで購入したポット苗を植えるとなるともう少し深く掘らなくてはいけないですよね。
ですが、ポット苗を使ったわけではないんですよ。
芝桜の何の苗を使ったかと言いますと、自分で育てていた芝桜を株分けしたものを植えていったんです。
しかも株分けした元の芝桜の株ですが、先ほども書きましたように水はけの悪い土地に植えていたものだったんです。
このまま放っておくとついには枯れてしまうだろうと思い、株分けして砂利を掘って植えていったんです。
水はけの悪い土地に植えていた芝桜の株なので、決して良い株とはいえませんし、むしろ悪い環境で育った芝桜の株なんです。
私の場合には、砂利の中に株分けした芝桜を直植えしていったので、深さは数センチで良かったのですよ。
深いところでも約7~8センチというところですね。
株分けした芝桜の土を落として植えていっても大丈夫でした。
一つには、秋植えだからというのもあると思います。
春でしかも暑さが増している時期なら、枯れる可能性もありますね。
実際に春に移植や株分けして芝桜を枯らした経験もありますので、そう思います。
秋植えだとこれから急に暑さがましてきて苗が枯れることはありませんしね。
寒い地方の方は、これからますます寒さが増してきて霜など降りる前に作業をされる必要がありますけどね。
もし、あなたが芝桜を育てていなくて砂利の上に花を咲かせようとして植える場合には、株分けした苗はないですよね。
その場合には、ポット苗よりも小さいプラグ苗も良いですよ。
プラグ苗は以下の画像のように小さい苗なんです。
こちら↓のショップのプラグ苗でしたら、ポット苗よりも小さいので大きな穴を掘る必要がないんですよ。
一見小さすぎる苗に見えますが、育てるとほんとに感心するくらい大きく育ってくれます。
プラグ苗については、以下の記事で書いていますので、良かったらご覧ください^^
⇒「芝桜の苗を通販で購入する方法は?注意点や購入後の植え方まで実体験から徹底レポ!」
小さいプラグ苗ではなく、ポット苗を植えたいと思われているのでしたら、砂利の穴を数センチではなくもっと深く掘らなくては芝桜の苗は植えることができないですね。
または、ポット苗で苗が新苗ではない場合には、苗の下の方をカットして植えたりしますので、その分苗の長さが短くなりますね。
以下の画像でいうと、右は新苗で、左は新苗ではないです。
新苗ではないというのは、しっかりと根が回っていてポット苗のポットの下の穴から芝桜の根っこが出ているくらいの苗です。
上の写真の左の芝桜の苗がしっかりと根が回っている苗になりますが、下の方の根を少しカットして植えます。
理由は、その方が根が張りやすくなるからです。
そうすると、苗を植える穴も深く掘らなくても良いですよ。
要するに、苗が植えることができる深さがあれば問題なく植えられますが砂利を掘るのが掘りづらい場合についてお伝えしました。
穴を掘った後は土と肥料はどうする?
砂利に穴を掘った後に、株分けした芝桜を直植えしていったんです。
その時に、花の培養土を一掴みと緩効性肥料を少量入れてその後に、株分けした苗を植えていきました。
緩効性肥料はマグアンプKをいつも使っています^^
⇒肥料 元肥 マグアンプ マグァンプK 中粒 1.3kg はこちら楽天
芝桜を植えた後には、水をたっぷりとあげます。
特に斜面になっているところは、水を上げたつもりでもすぐに下の方へ流れていってしまうので、注意して水をたっぷりと上げることが大切になってきます。
私は、根付くまで約2週間位は水やりをしていました。
砂利に植える方法で掘りやすい場所の場合
これまでは、砂利と言っても中小の砕石の上に砂利を載せて、転圧機を使ってぎっしりと埋め込んで掘るにはなかなか困難な場所でした。
砕石の上に豆砂利を載せて転圧機を使っていない場所は、割に砂利を掘りやすいです。
豆砂利が多く割に掘りやすかったので、ポット苗を植えてみました。
掘りやすくて深くても約10センチも掘らなくても苗を植えるのに十分でした。
苗の大きさを見て穴を掘ればいいですね。
芝桜の苗を植える穴を掘った後は、先ほどお伝えしました株分けの芝桜と同様に花の培養土と緩効性肥料を入れて植えていきます。
苗を植えた後は、掘った砂利も苗の周りに置いていきます。
最後は水をたっぷりとあげます。(ここは、苗を植えた後はいつもと同じです♪)
芝桜が根付くまで、約2週間は水やりを行います。
芝桜を砂利に植えるときの注意点とは?
芝桜を砂利に植える時には、その砂利は掘ってみて掘りやすい場所で砂利の下には大きな石が埋めてないかどうかということを注意することも大切です。
大きな石ではなくても駐車場の周りで砂利が固まっていたりすると、芝桜の苗が育つのはどうかと思います。その前に、苗を植える穴が掘れないことになります。
例えば、2021年秋に買った芝桜の苗を砂利の上に植えようと試してみました。
こちらの花壇のすぐ下の方です。
植えの写真の砂利の右側に芝桜の苗が植えてありますが、本当は左の方へと植えていく予定でした。
ところが、植えることができなくなってしまったんです。
砂利の中では生長できない芝桜も?
ブロックのすぐ近くに植えようと穴を掘っているとき、2~3センチ掘ったところで大きな石みたいなものにぶつかったんです。
2~3センチといえば、砂利を掘り出して直ぐということです。
そういえば、職人さんにブロックを積んでもらい花壇を作った時に大きなブロックのカケラみたいなものをブロックと一緒に埋め込んでいたのを思い出したんです。
こういう大きなブロックのカケラなりがあると、芝桜は植えることができないですね。
無理に植えたとしても芝桜は大きく生長できないことになります。
砂利に植えても水やりが大事
芝桜を砂利に植えてもやはり注意点として、水やりが大事になってきます。
特に砂利に芝桜を植えてしかも斜面になっている場所では、水をやると当然のことですが
斜面の上から下へと流れていってしまいますよね。
それに地面に植えるのとは違って保水性の面でも良くないので水やりを苗が根付くまでの間、
2週間くらいは水やりが必要です。
芝桜を砂利に植えて1年経過した写真画像ご紹介
2020年秋に芝桜を砂利に植えてから1年が経過しました。
株分けした苗を植えてから5ヶ月経過した画像も撮ってありますのでまずはこちらからご覧ください^^
株分けの芝桜植栽後 約5ヶ月経過の写真画像
※入り口付近右側の芝桜2021年4月4日撮影
※入り口付近左側の芝桜画像2021年4月4日撮影
次は芝桜を砂利に植えてから1年経過した写真画像です!
株分けの芝桜植栽後1年経過の写真画像
※入り口付近右側の芝桜2021年11月22日撮影
一番右端と2番めの芝桜の株は大きく生長していて、くっついてしまっています。
芝桜の種類によっても生長の度合いが違いますね。
植える時に肥料を一つまみやっただけですが、砂利の中でも意外と育っています。
※入り口付近左側の芝桜2021年11月22日撮影
株分けした苗の大きさもそれぞれ違っていたので、生長もそれぞれです。
生長の悪い芝桜には、目土をしたところです。
家の入り口からみると以下の写真画像のような感じです。
右と左に芝桜を砂利に植えて1年経過の写真画像です。
秋植えですので約5ヶ月経過した今年2021年3月には花が咲きました。
捨てるにはもったいないと思って株分けして植えた芝桜の苗でしたが、綺麗な花を咲かせてくれましたよ♪
砂利に穴を掘るのをなるべく浅く少なくするために、芝桜の株分けもなるべく小さい株にちぎって植えていますので、購入したポット苗よりと比較するととても小さいものでした。
追記:株分けして1年半足らずの砂利の上の芝桜画像 2022年4月
※入り口付近右側の芝桜
2022年4月7日撮影(上方芝桜写真と同じ場所を撮影しています)
ずいぶんと芝桜が広がってきました。
今年は、芝桜が蕾を持った頃に薄めの液肥を1週間に1度の割合で2回ほどあげています。
※入り口付近左側の芝桜
2022年4月7日撮影(上方芝桜写真と同じ場所を撮影しています)
芝桜ポット苗を植えて1年経過の写真画像
こちらは、やはり砂利に植えていますが、株分けをしたものではなくて、芝桜のポット苗を購入したものです。
このあたりは裏庭になるのですが、砂利が割と掘りやすい状態でしたので、9センチポット苗を植えました。
1年経過したのですが、芝桜の直径は大きいところで40センチ小さいところで30センチに育っています。
追記:芝桜を砂利の上に植えて約1年半後の芝桜開花状況です。
芝桜を撮影したのは、2022年4月1日。
近くに椿の木が植えてあります。芝桜の種類はダニエルクッションです。
砂利の中に植えるのは水はけが良いので、根腐れもしなくてよく育ちますよ。
追記:芝桜 砂利の上に植える!2023年4月撮影の画像
芝桜ダニエルクッションを裏庭の砂利の上に新たに植えてみました。
左の方の芝桜は初めに植えていたダニエルクッションで、3年くらい前に植えたものです。
右の奥の方は、2021年秋に植えた芝桜のポット苗です。
苗があまり良くなかったせいもあり、生長がいまいちですが、頑張って咲いてくれました。
手前の写真画像は、一番新しくて昨年の秋(2022年10月末)に植えたポット苗です。
手前の芝桜は、19株くらいポット苗を植えています。
芝桜を砂利の上に植えるときには、少々砂利を掘ったりと手間がかかりますが、咲いてみると植えて良かったと思える瞬間です。
おわりに
「芝桜を砂利に植える方法や注意点は?実際に植えてみた1年後の写真画像も!」についてご紹介しました。
芝桜を砂利に植えるには、砂利のある所どこでも育つわけではないし、そもそも植えるのに困難な場所もありますね。
私は試しにダメ元で芝桜を砂利の中に植えたのですが、花の咲く時期が楽しみなくらいになっています。
砂利が大きくてゴツゴツしていても植える穴に培養土を多めにそれと、緩効性肥料を適量に入れてあげると芝桜って育ってくれるもんなんですね。
特に芝桜の種類でいうと、濃いピンクのダニエルクッションとブルー系でいえば、エメラルドクッションブルーが割と強い品種だと感じていますよ。
砂利の上でも元気に育っていますね。
あなたが砂利に芝桜を植える際にお役に立てれば幸いです♪