芝桜の手入れ方法について時期によって色々なお手入れ方法があります。
春夏秋冬の時期に芝桜の手入れをすることで、株も長持ちさせ綺麗な花を咲かせてくれます。
芝桜の手入れと言えば、水やり、草取り、肥料をあげる、刈り込みなどがありますが、どの手入れはどの時期にすれば良いのかについてご紹介していきますね^^
春と夏は雑草もグングンと生長していって草取りが大変になります。
草取りを少しでも軽減する方法についてもお伝えしていきますので、これから芝桜を植えて楽しみたいという方にはお役に立てるかもしれません。
それでは、いってみましょう♪
目次
芝桜の手入れ方法 春にすることは?
芝桜の手入れですが、春には何をすれば良いのでしょうか?
芝桜の植栽前後にはたっぷり水やりをしましょう!
春は芝桜の苗を植える時期ですので、春の手入れとして植える前と植えた後に水やりが欠かせないですね。
芝桜を植える前には、苗と植える場所に前もって水をあげておきます。
そして、芝桜の苗を植えた後もたっぷりと水やりすることが必要ですよ。
特に防草シートを貼って芝桜を植えた場合には、植えた後の水やりは大切になってきます。
春植えの芝桜も秋植えの芝桜も植えた後の水やりが大切です。
防草シートそのものも水を吸ってしまいますので、ここは気をつけて水やりをたっぷりしておくほうがいいですよ。
穴に植えた芝桜の苗までしっかり水が行き渡るように苗穴にホースで一つ一つ気をつけながら水やりをしていきます。
どうしてここまで水やりが大切だとしつこく言っているのかなんですが、初期の水やりが足りないと、芝桜の葉が黄色くなってしまうんですよ。
だから、芝桜を植える前と後の初期の水やりが大切なんですよ。
元気のいい芝桜の葉っぱはやはり青々としているんです。
⇒芝桜の植え方で防草シートの使い方や間隔やポット苗の植え方はこちらに書いています♪
暖効性肥料を土に混ぜ込む
芝桜の手入れで春にやることがまだありました!
芝桜を植える時には、地植えの場合には、肥料を植える場所の土に混ぜ込んでおきます。
この時に肥料をあげるのは、緩効性肥料がいいですよ。
これまで、芝桜を育てた経験から効き目が緩やかで安心してやることができる肥料です。
芝桜の根に肥料が触っても枯れる心配がないですね。
緩効性肥料は、こちらを使っています。
マグアンプKです。
⇒マグアンプ マグァンプK 中粒 1.3kgの詳細はこちら【楽天】
芝桜の苗を植えた次の年にも芝桜に肥料をやる時期は、2月~3月が良いです。
どうしてこの時期が良いのかというと芝桜の花が咲く前に肥料をあげておくと、芝桜の花の付きが良くなるからなんですね。
花の付きを良くする肥料の成分は、リン酸です。
マグアンプKにもリン酸が入っていますので、春になったら芝桜の花がいっぱい咲いてくれることでしょう。
芝桜の花が咲く前の手入れとして、肥料をあげるのはやはり緩効性肥料が良いですよ。
地植えの場合の肥料のやり方ですが、わたしは苗と苗の間に少量の緩効性肥料を置いておきます。
置き肥(おきごえ、おきひ)というんですが、置き肥も追肥の一種になりますね。
私自身、防草シートを使って植えていますので、次の年の2月3月になったら、肥料をあげようと思います。
地植えで芝桜を植えている場合には、粒状の緩効性肥料でも良いのですが、防草シートを使って植えている芝桜に粒状の肥料をあげようとすると、肥料がコロコロと転がったりするんですよね。
ですので、次の2月~3月頃には、コロロング錠剤タイプというのをあげようかと思っています。
「コロロング 肥料」で検索すると出てきますが、こちらで販売されています。
楽天では売っていないようなんですよ。
梅雨前までに芝桜の刈り込みを行う
芝桜の春の手入れはたくさんありますね。
次の芝桜の手入れ 春は、芝桜の花が咲き終わってから、梅雨前までに芝桜の刈り込みを行います。
芝桜が生長して株が密集してくると、蒸れて株の中の根元が茶色になって枯れてしまうんです。
そこで、芝桜の株が枯れないように刈り込みをするんですね。
刈り込みの手入れをすることで、株の中の方まで風が当たるようになり、蒸れることもなくなります。
せっかく生長した芝桜の株をざっくりと刈り込むのはもったいないような気がしますが、蒸れて枯れるよりは良いですよね。
刈り込みは大きい刈りバサミを使ってやる方法もありますが、私は今年の春にAmazonで買った中くらいのハサミを使っています。
こちらのハサミですが、使う場所によって角度を調節できて便利でよく切れます。
芝桜を刈り込む時に注意することは、刈り込み過ぎないことですよ。
根っこ近くまで刈り込んでしまうと新芽が出てこなくなり、花が咲きませんから~。
私は、芝桜を植えて半年~1年くらいしかたっていない株は、芝桜が咲き終わった後の花ガラを摘む感じに軽く刈りました。
芝桜の株が大きく育ったらもっと大きな刈りばさみを使おうかと思います。
芝桜の手入れ方法 夏にすることは?
芝桜の手入れで夏は何をすればいいのでしょうか?
草取りをしましょう
去年の夏も今年の夏も芝桜の手入れといえば、ひたすら草取りをしてきました。
朝の涼しい時間に草取り!
お昼休憩したあと夕方になるとまた草取り!
という感じでした。
平穏に草取りが終われば良いんですが、そこへ虫刺されという厄介なことも起きてくるんですよ。
芝桜を地植えにすると株と株の間の地面が見えなくなるまで草が生えます。
地面が見えなくなるまで、ということは芝桜が一面に覆い尽くすまでは草取りをしなくてはいけないんです。
春や夏の草取りというお手入れをしないでいるとどうなるかというと・・・・
芝桜は雑草に負けてしまい段々と芝桜の花壇は雑草の花壇へと変化していくんですよ。
芝桜の花がだんだんと少なくなってしまいにはなくなってしまうという。
そこで草取りを軽減する方法はないかと考えた時に、確かにありました。
一つは、防草シートを使って芝桜を植えることです。
防草シートを敷くことで、雑草が生えるのを防ぐことができるんですよね。
実際に、昨年の秋と今年の秋に防草シートを使って芝桜を植えました。
⇒防草シートを使って芝桜を斜面に植える方法はこちらで書いています♪
もう一つは、芝桜の植えるときの間隔を狭くすること。
芝桜を植える時に苗の間隔を狭くすれば、(間隔20cmで)芝桜が1年も経てば、土が見えなくなり、草も生えてきませんよ。
芝桜の草取りを軽減する方法ですが、もう一つありました。
まだあった?
それは何だ?
とお思いでしょうが・・・・
次の記事をお読みくださいませ^^
芝桜の手入れ 春夏の草取りを軽減する方法
芝桜の中の草取りといったら本当に大変。
芝桜の手入れで草取りを少しでも楽にするには、草があまり生えないようにすることです。
いやいや、そうじゃなくて、どうすれば草があまり生えなくなったか?
ですよね~^^
- 防草シートを使う
- 芝桜の苗の間隔を狭くする
上記の2つ以外にもう一つの春夏の草取りを軽減する方法についてご紹介しますね。
花の培養土を使って草取りを軽減?!
花壇に芝桜を地植えにしようとした時に、植える前にちょっと待って下さい。
花壇の土に芝桜を植えようとしているその上に花の培養土を3~4センチくらいなるように入れます。
お財布に余裕があれば、もっとたくさん培養土を入れたほうが草は生えません。
実際に花壇に培養土を入れて育てていますので、写真画像をご覧になってくださいませ。
今年、2021年春に植えた芝桜の苗です。
今はもう秋ですが、夏の間もずっとこんな感じで草は生えてきませんでしたよ。
全然生えて来ないというわけではないですが、培養土を花壇の土の上に入れることで夏の草取りは随分と軽減したのです。
実際私は、土壌改良の意味で花壇の土に赤玉土、腐葉土なども混ぜ込み、その上に花の培養土を入れたのです。
(ここまでされると本当に草が生えてこないです!)
ですが、そこまでしなくても花の培養土を花壇の土の上に入れてあげるだけでも草は少なくなると思います。
市販されている培養土には、雑草の種などがほとんど混じっていないけど、自宅の庭の花壇には雑草の種がたくさん混じっているから雑草が生えてくるんですよね。
ということで、花壇の土の上に花の培養土を入れることで春や夏の草取りを軽減することができました。
注意:花の培養土と花壇の土を混ぜるのではなく、花壇の土の上に入れるんですよ~。
芝桜の手入れ方法 秋にすることは?
秋にする芝桜の手入れは何をすればいいんでしょうか?
芝桜は春と秋に植えるのが一般的です。
植栽前後の水やりが大切!
秋は「芝桜の手入れ 春」のところでも書いていますように、芝桜を植える前と後の水やりが大切です。
春はすでに花が咲いている苗を購入するので、一目で花の色が分かりますし又華やかで心もウキウキになりそうですね♪
赤い色の芝桜はここに植えよう、また、青い色の芝桜はあちらに植えようなどとどの場所にどの色を植えようという計画ができて良いですよね。
秋の芝桜の苗は花は咲いていませんが、芝桜を植える時期としてはおすすめの時期でもあるんですよ。
これから涼しくなるということで、今年は秋に芝桜を植えました。
芝桜の苗の根が発育するのは気温が15~20度が適しているみたいです。
寒い地方でしたら、あまり温度が低くならないうちに植えたほうが良いですね。
私の住んでいる地方は今年は10月に入っても日中は29度も温度が上がる日が続きました。
あまり気温が高い時期に植えても心配ですよね。
目安は、秋風が吹くようになったら芝桜の苗の植え時です。
それで、いつになったら涼しくなるのかな?
と思いながら、苗を通販で注文したりして植えたのですが、秋に植える芝桜もやはりお手入れとしては水やりが大切になってきます。
目土をする
また、芝桜の手入れで目土というのがあります。
目土をする時期は冬以外は時期を選ばず、やっています。
芝桜の茎が浮き上がって地面との間に隙間ができているときが目土をやるタイミングです。
年に一度か二度目土をやるのがいいみたいですよ。
実際に、今年の夏にも目土やっています。
今は10月ですが、芝桜の花壇を見て回っていると、防草シートに植えている芝桜がこんなふうに茎が浮き上がっていました。
この芝桜の株にも目土をしようと思います。
目土を入れてあげると芝桜の茎が土に接しているので、新しく根が伸び始め芽の方も出てきますよ。
芝桜の手入れ 増やし方
芝桜を手入れしながら増やし方についてご紹介しますね。
株分けして増やす
秋は芝桜の株分けにも適していますよ。
芝桜を育てていると、芝桜もそれぞれで大きく育っている株とあまり大きくならないでちょっと元気がない芝桜を見かけるんですよ。
それで、大きく育っている株はそのままにしておいて、ちょっと水はけが悪くて育ちがイマイチ悪い芝桜を株分けにしてみました。
枯れかかってどうしようもないという芝桜の株は、株分けにしても元気にはならないけど
すこし元気のない芝桜の株なら大丈夫です。
花壇の別の場所を耕して、そこへ腐葉土や赤玉土などを混ぜ込みます。
草取りを軽減する記事でも書きましたように、耕した花壇の土の一番上に市販されている花の培養土を入れ込みます。
その中へ株分けした芝桜の株をポットに移さないで、そのまま花壇に直植えしていきます。
植えの写真画像は10月はじめに株分けをして植えていった芝桜です。
株分けするときも芝桜の株がなるべく同じ位の大きさになるように株を分けています。
割に株の大きさが揃っているのは、株分けした芝桜の株の根っこがあまり育っていなくて短かったせいもあります^^
株分けする前は、元気のない芝桜だったのですが、株分けして土壌も少し改良して植えてあげると元気を取り戻してきましたよ。
葉っぱが青々してきています!
株分けして植えた後でも、水やりの手入れは欠かせませんよ。
密集しているところの芝桜を挿し芽に!
株分けの他に挿し芽もお手入れしながら増やせますよ。
今回は1年前に植えた芝桜が生長が良すぎて隣の芝桜に覆いかぶさっているのを見て、
挿し芽にしました。
春にも芝桜の挿し芽をポットにしたのですが、春にした挿し芽はあえなく失敗して撃沈!
春と秋も挿し芽に適している時期なんですけどね。
春の挿し芽で失敗するのは、春は急に温度が高くなる傾向にあるためだと思いますね。
芝桜の発根する温度は15~20度だということで、温度が高くなるとなかなか発根しないまま枯れていったのだと思います。
そこで、秋に芝桜の挿し芽をもう一度挑戦しています。
今度はポットに挿し芽をするのではないんですよ。
こちらの写真のように、ポットではなくプラグ苗を購入した後のトレイみたいなものに挿し芽をしていきました。
今は秋ですので、急に温度が上がって発根に失敗ということもないと思います。
こちらは南九州地方ですが10月末に挿し芽をしました。
寒い地方や暖かい地方で挿し芽の時期は少しずれてくると思いますので、寒い地方の方はもっと早い時期に挿し芽されると良いかと思います。
挿し芽をするときにも、やはり水やりは欠かせないですよ。
芝桜の手入れしながら増やし方についてお伝えいたしました。
芝桜の手入れ方法 冬にすることは?
芝桜の手入れで冬にすることは?
鉢植えの芝桜の水やり
冬に芝桜の手入れすることは、特にこれといって何もないんですよね。
花壇に植えた地植えの芝桜も防草シートを使って植えている芝桜も、冬は特に何もしなくても良いですね。
芝桜は冬の寒さに強いので、寒さの対策はしていないですね。
芝桜は暖かい地方で冬に霜が降りても枯れませんし、寒い地方でも雪が降っても大丈夫みたいです。
ただ、鉢植えの芝桜は冬でも水やりは必要です。
水やりの時間帯は朝でも夕方でもなく、温度が上がっているお昼頃にやったほうが良いです。
私は鉢植えの芝桜も育てていますが、南九州で暖かい地方ですので冬は11時過ぎに水やりしたりします。
やはり、その地方で冬の水やりは少しずつ違ってくると思いますので、あなたの住んでいる地方によって水やり気をつけてやってくださいね。
一番ダメなのは朝晩の冷え込む時間帯に水をやってしまうことです。
温度が低い時間帯に水をあげると土の中が凍ってしまい、せっかくの芝桜の根を痛めてしまいますよ。
芝桜の手入れ方法や時期について!のまとめ
「芝桜の手入れ方法や時期について!春夏の草取りを軽減する方法」についてご紹介してきましたが、ここでもう少しわかりやすく内容をまとめさせて頂きますね。
芝桜植栽前後の水やり
植える前に土に緩効性肥料を混ぜ込んでおく
花が咲く前の2~3月にも肥料
梅雨に入る前までに刈り込み
草取り
防草シートを使う
苗の間隔を狭くする
花壇の土の上に花の培養土を入れる
秋苗植栽後の水やり
植える前には緩効性肥料を土に混ぜ込んでおく
目土
株分け
挿し芽
鉢植えの水やり
以上、「芝桜の手入れ方法や時期について!春夏の草取りを軽減する方法についても!」についてのまとめになります。
芝桜もその時期の手入れを色々とすることで、春には綺麗な花を咲かせてくれますね。
あなたが芝桜を育てるのにお役に立てれば嬉しいです^^